診療科のご案内
内科診療
急性疾患(発熱、腹痛、嘔吐、下痢)や消化器(食道、胃、十二指腸、腸、肝臓、胆のうなど)の違和感、
生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)、循環器(心臓、血管)、呼吸器(気管支、肺)の症状、アレルギー、頭痛、めまい、しびれ等、一般的で幅広い領域の症状について診療しています。
次のような症状が心配の方はどうぞご相談下さい。
よくある症状に重大な病気が潜んでいる場合もありますので、早期の受診が大切です。
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発熱 鼻水 せき
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腹痛 吐き気 食欲不振 便通の異常
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胸の違和感 息苦しさ
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急激な体重減少 喉の乾き
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手足のむくみ
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めまい しびれ 歩行障害
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言語障害 麻痺
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肩、腰、膝、関節などの痛み
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いびき 昼間の眠気 無呼吸
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蕁麻疹 かぶれ 喘鳴
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物忘れ 判断力の低下
◇問診で症状や現症を確認。
◇聴診で胸と背中に聴診器を当てて、心臓音と呼吸音を聴きます。
◇視診、触診、打診でリンパ節のはれ、目の粘膜の色、喉のはれ等を確認。
腹部を軽く圧迫したり、少したたいたりして、臓器や患部等を確認。
歩いたり、手を上げたり、軽くたたいて、動作や反射の異常を見ます。
◇症状によって検査を行い、疾患の状態を診断します。
◇生活習慣病などの慢性的な病気に関して、検査、投薬等、加療、サポートを行います。
◇勤務先や市で受けた健康診断の結果に不安のある方はご相談ください。
心療内科
ストレスやメンタル面の不調は、身体的不調に大きく関わっています。
疾患や原因がある訳ではないのに、だるさや痛みを感じるなど、何科を受診したらいいのか分からない患者様に寄り添って、心身の不調に向き合う診療を行います。
次のような症状が心配の方はどうぞご相談下さい。
よくある症状に重大な病気が潜んでいる場合もありますので、早期の受診が大切です。
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気分が落ち込む
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イライラする
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ぼんやりする
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仕事や家事をやりたくない
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何となく不安を感じる
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集中力が低下してきた
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ストレスを感じる
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体重の急激な増加
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慢性的な頭痛や身体の痛み
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眠れない
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起きるのがつらい
泌尿器科
泌尿器とは、尿を作り、体外に排出する働きをする器官の事です。
泌尿器に属する、腎臓 尿管 尿道 膀胱 前立腺 の疾患を診察、診療する科です。
当院では、土曜日に泌尿器科専門医による診察を行っています。
血尿、背部痛、頻尿、残尿感、尿漏れ、排尿時痛などの症状でお困りの患者様は気軽にご相談下さい。
就寝時、外出時、移動時、旅行の時など不安はありませんか?
女性でも男性でも次のような症状が心配の方はどうぞご相談下さい。
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尿もれがある
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排尿の回数が多い・少ない
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排尿してもすっきりしない
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夜間、何度もトイレに行く
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尿を出し切れていない感覚(残尿感)がある
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排尿時痛がある
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背中に痛みがある(背部痛)
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膀胱炎かも知れない
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尿が赤い(血尿)
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性感染症かも知れない
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前立腺肥大があるかどうか心配
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検診で前立腺がんのマーカー(PSA)が高いと言われた
初診時に簡単なアンケートにご記入ください。
排尿の症状や満足度を計り、診察の指針にします。
泌尿器科専門医として、皆様が心配のない健全で快適な日々を過ごせるよう、診療とサポートを行ってまいります。
男性更年期外来(メンズヘルス外来)について
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男性更年期障害(LOH症候群)とは
男性ホルモン(テストステロン)が低下し、性腺機能低下症状(性欲低下、ED、射精感の消失)、精神症状(うつ病、いら立ち、不安、神経過敏、疲労感、集中力低下)、身体症状(関節痛、ほてり、睡眠障害)をきたす疾患のことです。
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テストステロンについて
精巣、副腎から分泌され、様々な臓器に作用しています。テストステロンの分泌は加齢ともに低下するといわれています。
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LOH症候群の治療
軽症の方には対症療法を行います。テストステロン値が低値の場合には、テストステロン補充療法を行います。注射(2-3週間ごと)と塗り薬(1日1-2回)があります。塗り薬は保険適応外になります。
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治療の流れ
治療開始前に問診(アンケート)、採血、レントゲンを行います。検査は午前中に行い、結果が出るまでに二週間ほどかかります。結果をみて、治療方針を決定します。治療開始後は、2-3カ月ごとに採血、アンケートなどでフォローしていきます。テストステロン補充療法を行うことで、性機能の改善、気分、やる気、抗うつの改善、体脂肪の減少と筋肉量の増加、などが期待できます。テストステロン補充療法の有用性は約70%といわれています。
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テストステロン補充療法の副作用
深部静脈血栓症、肝機能障害、動脈硬化、多血症、多毛、にきび、頭髪の減少など
何かわからないことがあれば、亀田智弘(泌尿器科専門医、テストステロン補充療法認定医)にご相談ください。毎週土曜日が診察日です。午前中、(可能であれば11時前)に受診してください。
検査体制と機器
当院では下記の検査を行っています
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経鼻 胃・十二指腸内視鏡検査
柔らかい管(ファイバー)を挿入して、胃・十二指腸(上部消化管)の状態を見る検査です。
鼻から挿入するので不快な嘔吐や痛みはなく、話すこともできます。
検査中にモニターを見ながら先生の説明を聞くことができます。
終了後30分程度休んで帰宅できます。
前日からの食事制限があります。
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大腸内視鏡検査
肛門からファイバーを挿入して、大腸の状態を見る検査です。
検査中にモニターを見ながら先生の説明を聞くことができます。
終了後30分程度休んで帰宅できます。
前日からの食事制限があります。
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ヘリコバクター・ピロリ菌の検査
ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌です。
感染している状態が長く続くことで、様々な病気を引き起こす可能性があります。
検査には、内視鏡を使って直接胃の組織を調べる方法と、
呼気(吐く息)を採ってその中に含まれている二酸化炭素を調べる方法、
血液で抗体をみる方法があります。
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尿検査
尿の中の蛋白、糖、血液、細菌の有無を調べます。
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血液検査
血液を採取して、様々な異常を調べます。
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超音波検査
皮膚にゼリー薬を塗り、超音波発信装置をあてて、内臓の状態をみます。
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心電図
胸、手首、足首に電気の端子をつけ、心臓の活動の様子をグラフに記録します。
不整脈、狭心症、心筋梗塞などがわかります。
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レントゲン検査
肺や呼吸器の病気の有無、程度がわかります。
便、ガスの状態がわかります。
痛みのある部位を撮影して骨の状態をみます。
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認知機能検査
記憶力や判断力を見る検査で、認知症の有無、程度を判定します。
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インフルエンザ特定
流行時、発熱のある場合インフルエンザかどうか判断し、投薬の目安にします。
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ホルター心電図
24時間心電図計を装着して心臓の動きの乱れを記録します。
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終夜睡眠ポリグラフィー
睡眠の状態を測定して睡眠時無呼吸症候群等の睡眠障害を診断します。
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CT・MRI
連携している医療機関を受診して行います。
診察や検査の結果、入院や手術、高度な医療が必要と判断した場合は、適切な医療機関をご紹介して連携を行ってまいります。